川崎重工業株式会社による「川崎重工 余暇村公園なごみの森」での令和6年春の活動

概 要

活動企業   :川崎重工業株式会社

活動フィールド:多可町中区牧野(面積7.2ha)

活動期間   :平成26年~

活動の概要(企業・団体作成資料から転記)

 里山植生を再生して生態系の保護を進める。地域社会との共生を深めるとともに生物多様性保全に取り組む。

1「川崎重工 余暇村公園なごみの森」での令和6年春の活動

 令和6年4月13日(土)、多可郡多可町中区牧野の「川崎重工 余暇村公園なごみの森」において令和6年春の森林整備活動等が実施されました。

川崎重工なごみの森
参加者は川崎重工業株式会社社員とその家族65名(内訳:大人50名・子供15名)でした。

2 活動内容

 3班に分かれ、順番に「環境教育(虫のホテル作製・設置)及び「森林保全活動」に取り組みました。

【1】環境教育(虫のホテル作製・設置)

 多様な生態系を守るため、木製パレット、竹材、シュロの皮、落ち葉、松ぼっくり、枯れ枝、木の実等を使って虫のためのホテル(インセクトホテル)を作成し、活動地内に設置しました。

【2】森林保全活動

 過去に川崎重工業株式会社の社員により植栽され、シカよけネットで保護されている樹木(内訳はシバグリ、エゴノキ、タニウツギ、ウグイスカグラ、カマツカ、ムラサキシキブ、ナナカマド、ミヤマガマズミ、ヤブムラサキ、ウリカエデ、タムシバ、ヤマボウシです。)が活動地内にあります。

 周囲のアカマツから供給された種子により成立したアカマツが大きく成長して、これらの植物の生育に悪影響を及ぼすおそれがあることからアカマツの密度を減らすためにアカマツの除伐が行われました。

川崎重工なごみの森
快晴のもと開催された森林保全活動における小西部長による開会の挨拶です。
【1】環境教育(虫のホテル作製・設置)について
川崎重工なごみの森
「廃材を利用して虫のホテルを作ろう」の説明をひょうご森の倶楽部から受けました。
川崎重工なごみの森
パレットを釘で打ち付けます。
川崎重工なごみの森
枯葉や松ぼっくりを集めます。
川崎重工なごみの森
集めた枯葉をパレットの中に入れます。
川崎重工なごみの森
集めた松ぼっくりをパレットの中に入れます。
川崎重工なごみの森
鎹(かすがい)でパレットを固定します。
川崎重工なごみの森
次は枯れ枝をパレットに入れます。
川崎重工なごみの森
次は細いものから太いものまで竹を入れます。
川崎重工なごみの森
この様にして虫のホテルを組み上げていきます。
川崎重工なごみの森
インパクトドライバーとシュロ縄で屋根を取付けます。
川崎重工なごみの森
出来上がった「虫のホテル」を森の中に移動させます。
川崎重工なごみの森
別の班でも「虫のホテル」をつくりました。
【2】森林保全活動について
川崎重工なごみの森
ひょうご森林林業協同組合連合会より作業内容と安全に関する注意事項の説明を受けました。
川崎重工なごみの森
植栽樹木の成長を阻害する実生のアカマツを森林保全活動班が除伐します。
川崎重工なごみの森
森林保全活動に最適な心地よい春の一日でした。小西部長による閉会の挨拶です。
川崎重工なごみの森
ヤマザクラが点在する典型的な里山風景を楽しめました。

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