川崎重工業株式会社「川崎重工 余暇村公園なごみの森」 概要 活動企業 :川崎重工業 株式会社 活動フィールド: 多可町中区牧野(面積7.2ha) 活動期間: 平成26年~ 活動の概要(企業・団体作成資料から転記) 里山植生を再生して生態系の保護を進める。地域社会との共生を深めるとともに生物多様性保全に取り組む。 平成28年4月16日の活動 清々しい春の日差しの下、自然観察会が行われました。 活動リーダーは、ひょうご森の倶楽部のみなさんです。 公園内は、コバノミツバツツジが見ごろです。 森の倶楽部の中川さんが、植え込みの中になにかを見つけました。 ニホンアマガエル アマガエルはふだん緑色をしていますが、環境によって体の色を変え、敵から身をまもることができるそうです。 これはドウタンツツジです。アセビに似た花ですが、良く見ると花のつき方や葉の形が違います。 クロモジ 高級爪楊枝の材料としても有名なクスノキ科の落葉低木です。クロモジの葉っぱや枝からは、爽やかな良い香りがします。 これはモミジの実生です。小さなモミジの赤ちゃんに子供たちも興味深々です。 遊歩道の斜面には、ショウジョウバカマが花を咲かせています。 苔の間にはムラサキサギゴケが小さな花を付けています。 ムラサキサギゴケと良く似た花ですが、これはトキワハゼです。 ムラサキサギゴケはトキワハゼよりも大きく、花弁の上唇部の切れ込が深いのが特徴です。 お正月飾りに使うウラジロです。下の葉っぱが1年目、上の葉っぱが2年目と成長の過程が見られます。 4月中旬ですが、広場ではツクシを見ることができました。 葉が開くまえのワラビの若芽です。 これはシダ植物のフユノハナワラビです。写真は栄養葉で、別に繁殖のための胞子葉があります。ハナワラビの仲間には、冬緑性のフユノハナワラビ、オオハナワラビと、 夏緑性のナツノハナワラビ、ナガホノナツノハナワラビがあります。 胞子が飛んだ後のフユノハナワラビの胞子葉です。 すぐ隣には、レンゲソウが咲いています。 植栽作業 この日はアベマキ、イヌシデ、ウワズミザクラ、カスミザクラ、キハダ、ウリハダカエデ、ホオノキ、ヤマツツジ、 ノリウツギ、ウツギ、エノキ、ムクノキ、ケヤキ、クマノミズキ、ミズキの15種類、150本の植樹を行いました。 活動エリアは以前植栽を行った場所です。前回の苗木の間に植えていきます。 スコップを使って、苗木を植える穴を掘っています。 苗木を植えたら支柱を立てて、鹿よけのネットを取付ます。 無事に取付出来たら完成です。 閉会式 井上部長より閉会のご挨拶です。