このたび、姫路市に本社を置く企業「グローリー株式会社」様がひょうご森づくり活動賞を受賞され、令和5年10月22日に開催されたひょうご里山フェスタ2023において、
兵庫県副知事服部洋平様から表彰楯が贈られました。
誠におめでとうございます。
公益社団法人兵庫県緑化推進協会では、森林整備などの森づくり活動を通じ、県民総参加の森づくりに貢献された模範的な団体に対し「ひょうご森づくり活動賞」をお贈りしています。
姫路市に本社を置く「グローリー株式会社」様は、企業の活動方針である「私たちは地球にやさしい行動と環境に配慮した製品・サービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献します」に則り、 植樹や除伐・間伐などの森林整備活動により豊かな自然環境を再生・維持することに努め、企業としての社会的責任を果たすことを目的として、同市夢前町において平成23年1月から活動に取り組んでこられています。
主な活動内容と成果は次のとおりです。
【活動内容】
姫路市夢前町の菅生澗地区で「夢が咲く希望のある森になるように」との願いを込めた「夢咲きの森」森林整備活動として、第一次「グローリー夢咲きの森」森林整備活動(2011年~2020年)を実施し、現在、 第二次「グローリー夢咲きの森」森林整備活動(2021年~2030年)に取り組んでいる。この間、植樹や除伐・間伐などの森林整備活動により良好な里山を維持することに努め、企業として環境活動に取り組んできた。
また、自然の大切さを次世代に伝える教育活動として自然体験イベント「子ども自然まなび隊」を開催してきた。これからもこれらの活動を通じて、自然の恩恵を将来にわたって継続的に享受できるよう、 地域社会等と連携して様々な取り組みを推進する。
【活動実績】
2011年に開始した10年計画の第一次「グローリー夢咲きの森」森林整備活動は、2020年で一区切りとなった。この10年間で、植樹:204本、間伐:9.26ha、参加者数:のべ501名の実績をあげ、植樹20本/年、 間伐1ha/年の目標をほぼ達成することができた。残念ながら、最終年の2020年は、コロナ禍で一部の活動を自粛せざるを得なくなったが、これまでの活動を中断させずに継続できた。
【県民総参加の森づくりに関する成果】
県が多様な担い手による森づくり活動を推進していく上で、企業の森づくりとして森づくりに参加することにより、県民総参加の森づくり活動に対して良好な効果をもたらすことができたと考えられる。