令和3年10月12日、神戸市の森林ボランティア団体「ほくら~ととや森の世話人俱楽部」様がひょうご森づくり活動賞を受賞され、 当協会の神戸・阪神地域緑化推進連絡協議会会長である岡本隆晴神戸農林振興事務所長から表彰楯をお贈りしました。
公益社団法人兵庫県緑化推進協会では、森林整備などの森づくり活動を通じ、県民総参加の森づくりに貢献された模範的な団体に対し「ひょうご森づくり活動賞」をお贈りしています。
神戸市の森林ボランティア団体「ほくら~ととや森の世話人俱楽部」様は、市街地に近い六甲山において、植樹活動などを通じた防災機能の強化と自然豊かな生活環境の保全を図ってこられました。
誠におめでとうございます。
主な活動内容と成果は次のとおりです。
【活動内容】
1 ヤマザクラの植栽
登山道沿いの疎林箇所や無立木地にヤマザクラを植栽、その後の保育作業も実施し、地表の裸地化防止を図っている。 また、地域住民等が登山や散策を楽しみながら、心身ともにリフレッシュできる森林への誘導を図っている。
2 地域住民等と連携した整備と森林環境教育
植樹やハイキング実施時には、近隣住民や高等学校等に参加を呼びかけ、ハイキングをしながらのゴミ拾いや自然観察会を実施している。
3 普及啓発への取組状況
団体ホームページのブログで活動報告や参加者募集を行うなど、幅広いPR活動を行っている。
【県民総参加の森づくりに関する効果】
1 都市近郊林である六甲山の保全
植栽等の森林整備活動を通じて、国・県が進める「六甲山系グリーンベルト整備事業」の一翼を担い、森林の防災機能の強化に寄与している。
2 森林環境教育の推進
地域住民等と合同での森林整備や自然観察会の実施、ホームページからの情報発信などを通じて、森林整備の重要性をあらゆる世代にPRしている。