丹波篠山市の「八幡共有山組合」様がひょうご森づくり活動賞を受賞されました

このたび、丹波篠山市の森林ボランティア団体「八幡共有山組合」様がひょうご森づくり活動賞を受賞され、令和 4 年 10 月 30 日に開催されたひょうご里山フェスタ2022 において、 兵庫県副知事服部洋平様から表彰楯が贈られました。
誠におめでとうございます。

公益社団法人兵庫県緑化推進協会では、森林整備などの森づくり活動を通じ、県民総参加の森づくりに貢献された模範的な団体に対し「ひょうご森づくり活動賞」をお贈りしています。

丹波篠山市の森林ボランティア団体「八幡共有山組合」様は、地域の山城を巡回できる歩道の維持管理と周辺森林の整備のほか、訪問者が地域の歴史や森林についての学習ができる説明標識の設置等を行い、 県民の森林利用と森林整備活動の促進を図ってこられました。

主な活動内容と成果は次のとおりです。

【活動内容】

1 歩道の維持管理と周辺の森林整備

  「大沢ロマンの森」の歩道の修繕を行うとともに、各所に道標や史跡説明看板等を設置している。

  また、歩道周辺の倒木や危険木の伐倒・除去を行い、来訪者が安全に森林散策や山城跡の巡回ができるように努めている。

2 広葉樹林の保育

  県の「災害に強い森づくり」(針葉樹林と広葉樹林の混交林整備)で整備された広葉樹林の除伐等保育作業を行い、整備効果の維持・増進を図っている。

3 地域住民や訪問者への普及啓発

  地域の子どもたちの登山大会を実施し、自然とふれあい、森林の重要性を学ぶ場を提供している。

【県民総参加の森づくりに関する成果】

1 歩道や標識類の整備、普及啓発活動により、地域内外からの来訪者が増加し、多くの県民が歴史や森林を学習しながら安全に利用できる里山になっている。

2 「災害に強い森づくり」整備森林の適切な維持管理により、県民緑税を活用した森林整備の重要性を広く県民にPRしている。