概要
活動企業 :サントリーホールディングス株式会社
活動フィールド: 西脇市黒田庄町門柳(面積1,056ha)
活動期間: 平成22年~
活動の概要(企業・団体作成資料から転記)
サントリープロダクツ株式会社高砂工場(高砂市荒井町)の水源かん養エリアにあたる西脇市黒田庄町字門柳の人工林及び里山林(生産森林組合所有林等)約 1,056ha をサントリー 「天然水の森 ひょうご西脇門柳山」と命名し、地域と連携しながら、水源かん養林として高い機能を持つ森に育てるとともに、生物の多様性を保全し、人々が自然と接することのできる森づくりを実施しています。
「サントリー天然水の森ひょうご西脇門柳山」での令和7年春の活動
当日参加した社員の皆さん(研修生は 108 名)です。
1 概 要
令和7年度の「サントリー天然水の森ひょうご西脇門柳山」における、サントリー若手社員による4森林整備体験研修は春
の活動として4回行われました。4回行われた活動のうち、6月6日(金)に実施された活動を取材しました。当日の参加者
は、研修生が108名(スタッフ、関係者を加えて151名)でした。また、4回の総参加者は研修生が478名(スタッフ、
関係者を加えて649名)でした。
2 活動内容
活動のカリキュラムは、サントリーホールディングスと北はりま森林組合で組まれており、現地での説明や実技の指導は北
はりま森林組合と地元門柳山保護会生産森林組合の組合員の方々が担当されています。
活動の内容は常緑樹を伐採して林内に太陽光が入る環境をつくり、下層植生を充実させることにあります。
活動の目的は、サントリープロダクツ株式会社高砂工場が必要とする良質な水を供給することのできる「ふかふかの土」を
持った森林にすることにあります。
現場では、ソヨゴ、ヒサカキ等の常緑樹が伐採され、明るい森林に変わりました。今後、植生が豊かになり、「ふかふかの
土」を持った森林になることが期待されます。
この現場での特徴は、使用する道具(のこぎりや剪定ばさみ)の手入れの良さにあります。北はりま森林組合により丁寧に
メンテナンスされた切れ味の鋭い良質の道具が使われています。
サントリーホールディングス株式会社 人財戦略本部サントリー大学 髙橋氏の司会による令和7春の森づくり活動の開会式です。
門柳山保護会生産森林組合神月組合長のご挨拶です。
西脇市産業活力再生部遠藤主幹によるご挨拶です。
北はりま森林組合班長から森林整備実施時の安全な作業に関する講習がありました。
北はりま森林組合作業班による安全な伐採の模範的な作業が披露されました。
受講生の皆さんは、各班の班長から本日の作業用道具を受け取りました。
現実の山を見ながら本日の作業について、北はりま森林組合から説明を受けました。
常緑樹を除伐します。
除伐した木材の枝払いを行いました。
除伐した常緑樹を細かくし、集積します。
大きな常緑樹の伐採を完了しました。
伐採した大きな常緑樹の枝払いを行い、集積しました。
サントリーホールディングス株式会社 人財戦略本部サントリー大学 課長 水野氏から本日の作業に係る講評が行われました。
研修受講者の代表から本日の作業内容についての感想が発表されました。
サントリーホールディングス株式会社 人財戦略本部サントリー大学 髙橋氏から閉会のご挨拶がありました。
これからバス4台で JR 新大阪駅まで行き、全国の職場へ戻ります。