概要
活動企業 :サントリーホールディングス株式会社
活動フィールド: 西脇市黒田庄町門柳(面積1,056ha)
活動期間: 平成22年~
活動の概要(企業・団体作成資料から転記)
サントリー高砂工場(高砂市荒井町)の水源かん養エリアにあたる西脇市 黒田庄町字門柳の人工林及び里山林(生産森林組合所有林等)約1,056haをサントリー 「天然水の森 ひょうご西脇門柳山」
と命名し、地域と連携しながら、水源かん養林 として高い機能を持つ森に育てるとともに、生物の多様性を保全し、人々が自然と 接することのできる森づくりを実施しています。
「サントリー天然水の森ひょうご西脇門柳山」での令和6年春の活動
当日参加した入社二年目及び経験採用社員等のみなさん(研修生は124名)です。
1 概 要
令和6年度の「サントリー天然水の森ひょうご西脇門柳山」における、サントリー社員森林整備体験研修は春の活動として
4回行われましたが、5月23日(木)に実施された活動を取材しました。この日は入社2年目の研修生中心の日で、当日の
参加者は124名でした。また、4回の研修生の総参加者は500名強でした。
そして、運営スタッフ等の参加者を含めた総参加者数は650名にのぼります。
2 活動内容
活動のカリキュラムは、サントリーホールディングスと北はりま森林組合で組まれており、現地での説明や実技の指導は北
はりま森林組合と地元門柳山保護会生産森林組合の組合員の方々が担当されています。
活動の内容は常緑樹を伐採して林内に太陽光が入る環境をつくり、下層植生を充実させることにあります。
活動の目的は、サントリープロダクツ株式会社高砂工場が必要とする良質な水を供給することのできる「ふかふかの土」を
持った森林にすることにあります。
現場では、ソヨゴ、ヒサカキ等の常緑樹が伐採され、明るい森林に変わりました。今後、植生が豊かになり、「ふかふかの
土」を持った森林になることが期待されます。
この現場での特徴は、使用する道具(のこぎりや剪定ばさみ)の手入れの良さにあります。北はりま森林組合により丁寧に
メンテナンスされた切れ味の鋭い良質の道具が使われています。
沖原ピープル&カルチャー本部担当の司会による令和6年春の森づくり活動の開会式です。
門柳山保護会生産森林組合村上副組合長のごあいさつがありました。
西脇市戸田産業活力再生部長のごあいさつです。
北はりま森林組合による森林整備に伴う伐採作業の安全に関する講習がありました。
森林整備を始める前に準備運動をします。
配付されたノコギリ、剪定鋏、安全手袋です。
「二年生社員のみなさまようこそ」の看板を見ながら現場へ移動します。
北はりま森林組合職員から本日の作業の仕方と意義についての説明がありました。
本日の仕事について班長の指示を受けます。
林内に明るさを得るために、常緑の樹木を伐採します。
大物を伐採中です。
伐採した木を集積するため枝を打ち玉切りします。
伐採した枝葉を集積します。
何年にもわたる森林整備の結果林内が明るくなりタツナミソウが咲いていました。
本日の森林整備についてものづくりピープル&カルチャー本部の戸部氏による講評が行われました。
研修受講者の代表から本日の作業の感想が発表されました。
これからバス4台でJR新大阪駅まで行き、全国の職場へ戻ります。