KOBELCOグループ・全神戸製鋼労働組合連合会「KOBELCOの森」

概要

活動企業 :KOBELCOグループ・全神戸製鋼労働組合連合会

活動フィールド: 兵庫県三木市 福井字三木山(面積5.0ha)

活動期間: 平成28年~

活動の概要(企業・団体作成資料から転記)

 生物多様性を保全し促進する豊かな森づくりに貢献することを目的とし、兵庫県立三木山森林公園内「KOBELCO の森」で、従業員のボランティアによる森林整備活動を行っています。

 また、労働組合と連携し、組合員をはじめとした従業員とその家族とのふれあいの場、教育の場としても活用しています。

「KOBELCO の森」2024年秋の森林整備活動

 令和6年11月23日(土・祝)、兵庫県立三木山森林公園にある「KOBELCO の森」においてKOBELCOグループ・全神戸製鋼労働組合連合会のメンバーにより2024年秋の森林整備活動が実施されました。

 令和4年11月19日(土)に株式会社神戸製鋼所の参加者に対して、作業前の講義として、公益社団法人兵庫県緑化推進協会から次のような里山林整備の目的とその効果の説明を行いましたが、今回は全神戸製鋼労働組合連合会の方々に対し同様の講義を行いました。

【里山林整備の目的とその効果】

1 林床の植物に太陽光が当たるのを妨げている耐陰性の高い樹木を伐採し、林内に太陽光が当たる環境をつくること。

2 花や実、紅葉の美しい植物を保全すること。

3 効果として次のことが期待できること。

(1)太陽光が当たった植物の果実が充実すると、それを食べる野鳥や昆虫が集まること。

(2)花の美しいコバノミツバツツジ、モチツツジなどが増え、開花状況も改善し、果実が美しく鳥たちが大好きなガマズミ、
  ヤマモモ、クサギの実や森の動物の餌としても貴重なコナラやアベマキなどのドングリが豊富になること。

(3)ランなどの希少植物の保全にもつながること。

KOBELCOの森
参加者は社員とそのご家族、労働組合、神鋼かこがわ森の会を含めて51名でした。
KOBELCOの森
KOBELCOの森の看板から整備地まで山道を通って移動します。
KOBELCOの森
神鋼かこがわ森の会の指導のもと常緑樹を除伐して明るい森にしています。
KOBELCOの森
散らばって皆で常緑樹の除伐を行います。
KOBELCOの森
枯れたサクラの大木を頑張って伐採しました。
KOBELCOの森
林内を覆うネザサを刈り払うのも低木や草本の生育に大いに役立ちます。
KOBELCOの森
除伐した樹木は整理して集積します。
KOBELCOの森
除伐すべき木の代表格であるソヨゴにも可愛い実ができます。
KOBELCOの森
コシアブラが黄葉し始めています。
KOBELCOの森
モチツツジの狂い咲き。本来5月頃に咲く花が11月下旬に咲いていました。
KOBELCOの森
本活動はOBで結成される「神鋼かこがわ森の会」の指導を受けていましたが、今回で終了することになりました。長年の指導に対して感謝状が贈られました。
KOBELCOの森
本日の活動が終了し、立派なケヤキの横を通ってバス停に向かいます。
KOBELCOの森
バス停横で、本日使用した道具のノコギリや剪定鋏を次回の森林整備に備えて手入れをします。これで本日の森林整備活動が終了します。

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